まず、稼ぎ方を見る前にゾンビ出現時の危険を書いていますので、繁忙期に出現するゾンビに気を付けることをご覧ください。
ゾンビとは
タクシーが足りず、お客様があふれている状態
僕の解釈では無秩序にタクシーを捕まえようとする輩だと思っています。
ゾンビが出現すると簡単に稼げると思われがちですが・・・。
この記事では、ゾンビが出現したとき
- 稼ぎ方(やり方)
を書きますので、特に新人の方は参考にしていただけたらと思います。
迫りくるゾンビ達を華麗にかわし、素晴らしいボーナスステージを満喫してください。
合言葉は常識のない奴は乗せない!
お得意様がいなくても
前記事で『予約を取る』を書きましたが、
お得意様なんていないし、目星のお客様も見つけられなかった。
もうだめだ。帰ろう・・・。
なんて、ならなくても大丈夫です。流しだけでも充分稼げますので安心してください。
テクニック①
無策に繁華街へ突っ込んでも、ゾンビ集団に食われてお終いです。
少し工夫を凝らします。
バリアをつける
どういうことかというと、
流しの基本は先頭を走ることですが、このときは2,3台後ろを走ります。できれば他車がいいです。
前2台をゾンビ除けに使うわけです。
お札(当社専用チケット)を持っている人を乗せるために。
どこのタクシー会社でもいい人は前のタクシーに乗りますから、目的の人が自分のところへ乗ってくるはずです。
特に接待で何としてでも指定タクシーを捕まえたいお客様は、お札をアピールしてきますから、非常にわかりやすいです。
悲しいエピソード
接待をする側の人たちから手招きで呼ばれ、
「運転手さん、このチケットでお願い!大事なお客様だからよろしく頼むよ!」
「はい、かしこまりました!」
どこに行くんだろうなあと心躍ります。
期待に胸を膨らませ、
「ご乗車ありがとうございます。どちらまでまいりますか?」
声も明るく大きくなります。
「最寄り駅まで!」
ズコーーーッ
「このチケットは自宅まで行っても大丈夫えすよ」
頑なに電車で帰る人と、自宅まで乗ってくれる人分かれます。
電車で帰るといわれれば、その時は悔しいでしょうが、めげずにもう一度トライです。
テクニック②
せっかく苦労しても、長距離の人に当たらなかったときの落胆は大きいものです。
帰りたくなるぐらいに。
そんな時にでも、気分転換として使っていただけたらなと思います。
繁華街へは行かずに観察する
タクシーはガチャみたいなものですから、中身が多くなれば、外れる可能性も高くなります。
近づけば危険も増しますので、いちいち近づかないのも手です。少し離れたところで観察しましょう。
お客様からやってくる
観察するにも予約か回送表示にしておくことを忘れずにしましょう。
知っている人は見破って声をかけてきますし、知らずに声をかけてくる人もいます。
「乗れますか?」
自分の勘を信じましょう。
近そうだったり、変な奴なら、
「すみません。予約のお客様を待っていますので」
予約や回送表示なら言い訳できます。
テクニック③
繁華街もダメ、少し離れて観察していてもダメ。帰る前にも一手間してみてはいかがでしょうか。
流れを変える
流れを変えるために休憩しましょう。タバコを吸う人は一服、吸わない人はトイレにでも行って気分転換です。
イライラしていては事故のもととなりますから。
気分が晴れるといい流れになることがよくあります。
場所を変える
どうしてもだめなときは、いつも流している場所を変えてみるのも手です。
その日その日の空気みたいなものがありますから、違う空気を吸うといい流れになることがよくあります。
テクニック④
何をやってもダメだ。そんな人への最後の手段です。
無になる
これが一番大切かもしれません。
どうしても思い通りに長距離のお客様を乗せられないとイライラしてしまうものです。
イライラは負のスパイラル。
心を無にしてスパイラルを止めてみるといい流れになるかもしれません。
心が無なので、長距離のお客様が当たっても喜びがないかも?(笑)そんなことはないか。
普段の目利きは通用しない
特に終電が無くなってからのゾンビ達に普段の目利きは通用しません。
『あっ、こいつ近いなあ』
と思いながらも、乗車拒否するわけにはいかないので乗せてみると、
「○○(2万円ぐらいの距離)までお願いします」
なんてこともありますから。
最後に
色々なテクニックを紹介しました。ダメなときは何をやってもダメ。
そんな時は心を無にして、安全だけ確保して営業しましょう。
数をこなすだけでも充分な売り上げになります。今日がダメなら次の勤務もありますから。
そして、無事に勤務を終えられたことに感謝します。
コメント