コロナ騒動で特にサービス業が大打撃を受けています。
そのせいで収入が激減し、職をやめる方が増えている現状です。
この記事は失業手当受給条件の自己都合か会社都合で、
ひょっとしたら会社都合かも?ときっかけを作るためのものです。
正確な情報に関しては直接ハローワークに問い合わせてください。
タクシー運転手は辞めてたとしても景気が回復すれば再就職はできます。
コロナ騒動が終息するまで失業手当でしのいで、景気が回復したら再就職するのも手かもしれません。
この記事の内容で、いかなる損失が被ったとしても責任は負いません。
失業手当受給資格
基本手当は、一般被保険者が離職し、労働の意思及び能力を有するにもかかわらず職業に就くことができない状態にある場合で、離職の日以前 2 年間に、被保険者期間が通算して 12 か月以上については、離職の日以前 1 年間に、被保険者期間が通算して 6 か月以上ある場合でも可。)あったときに給付を受けることが可能です。
正社員として1年以上働いていればほとんどの人がもらえます。
受給資格注意事項
受給申請期間は離職してから1年です。その間に申請しないともらえなくなります。
自己都合が会社都合に?
失業手当は自己都合で会社を辞めた場合、3ヶ月の給付制限があり、4ヶ月目から給付されます。

そんなに待てないよ・・・。
自己都合で退職したつもりでも、実は会社都合だったなんて事例があるようなので調べてみました。
自己都合?会社都合?なにそれ
自己都合とは、
字のごとく、自分の都合で会社を辞めること。退職届には一身上の都合と書くあれです。
会社都合とは、
退職を余儀なくされ、一方的に労働契約を解除されること。
会社都合に該当するもの
会社都合とは倒産や解雇だけが該当すると思われるかもしれませんが、実はそれらだけじゃないんです。
倒産等により離職した者
- 倒産で離職せざるを得なかったもの
- 事業所の縮小等に伴い離職した者
- 事業所の廃止に伴い離職した者
- 事業所の移転で通勤が困難になったため離職した者
解雇等により離職した者
- 解雇(自己の責めに帰すべき重大な理由による解雇を除く)により離職した者
- 労働契約の条件と著しく相違があったため離職した者
- 賃金の3分の1を超える額が支払期日までに支払われなかったため離職した者
- 賃金が支払われていた賃金に比べて85%未満に低下したため離職した者(予見できなかった)
- 離職日前の6ヶ月間の内3ヶ月連続して45時間時間外労働が行っていた者
- 1ヶ月で100時間時間外労働をした者
- 2~6ヶ月平均で月80時間を超える時間外労働した者
- 会社の法令違反を理由に離職した者
- 職種転換等に際して、必要な配慮がなかったため離職した者
- 期間の定めのある労働契約の更新により3年以上引き続き雇用されるに至った場合において契約更新されなかったこととなったことにより離職した者
- 期間の定めのある労働契約の締結に際し、更新されなかったこととなったため離職した者
- パワハラ・セクハラ等受けたことによって離職した者
こちらは原文から僕なりに要約したものです。
赤字で記したものに関して、解雇されることはほとんどなく、自分から退職届を出して辞めるものになるかと思います。
そのため、自己都合になりがちです。
しかし、実際は会社都合となる場合があります。
契約と違うやないかい
- 労働契約の条件と著しく相違があったため離職した者
経理マンとして雇われたのに、何の理由もなく現場をやらされているとか。そういった人のことですね。
あらかじめ研修期間の定められていて、納得したのならだめでしょうね。
いつになったら経理やらせてくれるんじゃ!という人が対象になるかと思います。
賃金払えよ!
- 賃金の3分の1を超える額が支払期日までに支払われなかったため離職した者
経営が苦しい等で賃金が支払えってもらえないことですね。
来月もただ働きになる可能性が高いのでさっさとやめた方が良いでしょう。
もちろん、未払い賃金は後でしっかり請求しましょう。
いくら経営が苦しいからとただ働きさせるなんてありえんし。
給料が減った
- 賃金が支払われていた賃金に比べて85%未満に低下したため離職した者(予見できなかった)
コロナの影響で賃金が減っている人が多いと思います。こんなの予見できるわけないし。
タクシー運転手なんかはものすごく顕著です。
同じように働いてもお客さんがいないので必然的に給料は減ってしまいます。
中には毎月50万円以上稼いでいたのに20万円以下になってしまったという人もいるはず。
残業がしんどすぎる
- 離職日前の6ヶ月間の内3ヶ月連続して45時間時間外労働が行っていた者
- 1ヶ月で100時間時間外労働をした者
- 2~6ヶ月平均で月80時間を超える時間外労働した者
36協定があるのに、それを無視してやらされてたらかなわんわ。
パワハラ・セクハラ
- パワハラ・セクハラ等受けたことによって離職した者
言語道断ですね。
失業手当をもらうのも大切ですが、訴えてそっち方面からもお金を取りたいところです。
自己都合が会社都合に?まとめ
これから退職しようと考えている方は事前に、辞めてしまった方は失業手当申請する前に、ハローワークに相談することをおすすめします。
一身上の都合でと書いた場合、相談しなければ絶対自己都合の退職になりますので、ダメもとで相談してみてください。
会社都合に変わるかも?
こんな裏技もあるの?
本当に自己都合で辞めてしまった方、やっぱり3ヶ月待たなきゃ失業手当もらえないの?
がっかりしてしまいますよね。
アルバイトをしてはいけないわけではないのですが・・・。
早くもらわなきゃ生活できん。そんな方へ裏技もなくはないです。
必ず成功するわけではありません。
職業訓練校に通う
ハローワークを通じて職業訓練校に入学すれば失業保険がもらえます。
お金をもらいながら技術を学ぶことができますから、こんないいことはなかなかないですね。
注意事項
職業訓練校はタイミングが大切です。
離職したはいいけど、希望するカリキュラムが応募締め切りされていたらアウトです。
まとめ
リーマンショック以上のショックが来ています。
今の職が続けられればそれに越したことはないし、やむを得ずやめるのも仕方ありません。
辞めるにしても計画的に、損をできるだけ少なくして頂ければと思います。
この記事はあくまで僕が調べたものです。
詳しく知りたい方は厚生労働省の失業等給付についてをお読みいただくかハローワークにお問い合わせください。
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