タクシー営業の2大巨塔である
『流し』と『無線』
会社には流しをやれと言われているけど、ベテランを見ると無線を取りに郊外へ行ってるし。
郊外へ無線を取りに行く人たちを僕は、無線鳥と呼んでいます。
無線鳥とは、
街から羽ばたいて郊外へ無線を取りに行くことです。
果たして、タクシーの営業は流しと無線、どちらが稼げるのでしょうか?
結論
どっちでも稼げます
凹○コテッ
これだけだとよくわからないと思うので、流しと無線のメリット、デメリットを紹介した上で、どうするのがいいかを紹介します。
両方ともやってみた
新人の時は流しをメインに、ある程度経験を積ん後、無線鳥になりました。
リンクは、その時に思った僕の考えです。参考になると思うのでご覧ください。
無線の稼ぎ方
無線のルールは原則、
1.優先エリア待機場先頭車両
2.依頼場所から近い車両
です(地域や会社によって異なる場合あり)。
無線を主力にする時間帯は18時ぐらいまで。曜日によっては19時ぐらいまで引っ張るときがあります。
のんびりのやり方
僕はひたすら待機場所で無線を待っていました。
待機場所
↓ 行く
仕事
↓ 帰る
待機場所
※待機場へ帰る途中に仕事が入る場合あり。
この繰り返しです。技術はいりません(笑)

エリアは大事ですけどね
たまに街へ行く仕事が入る
街へ行く仕事が入るとラッキーですね。
僕の地域では5,000円の仕事が夕方までに入れば、満収並みの仕事です。
最高のラッキーは、夕方ぐらいに街へ行く仕事(高速使用)だとガッツポーズものです。
ダメな時はまるでダメ
お客様からの予約待ちなので、仕事が入らないときは全く入らず、待ちぼうけの日があります。夕方も仕事が入らず空車のまま街へ行くことがありました。
やってみた感想
無線はあまり技術を必要としないし、自分でお客様も探さないし、調子がいい時は楽して稼げます。逆に調子が悪い時は、ただ遊んでいるだけになってしまいます。
安定的に仕事があり、
「さぁ、街へ行こうかな」
と、いうときに街へ行く仕事が入るような日は営収が高いです。
営収比較
僕の無線鳥は夕方までを主力としていたので、その時間帯までを『流し』と『無線』の営収を比較します。
最高営収は無線
無線は当たる日は単価が高く、普段より1万円程高くできる日があります。
最低営収も無線
暇な時の無線はほとんど手の施しようがないので、営収は散々なものになります。
暇なときはどこも暇
ただし、郊外が暇なときは街も暇なときがほとんどのようで、流しも無線もどちらとも散々な営収になることがあります。
とはいうものの
凄腕の流し職人は暇な時でも安定した営収やってきます。
平均すると似たような営収だが
流しの場合、最高額は無線に及びませんが、それなりに安定した数字を出せるし、苦労してお客様を探す分、極端に悪い数字にはなりにくいです。
無線の場合、最高額は流しより出ますが、散々なときは、巻き返しが難しいので悪い数字になり易いです。
よって平均すると似たような営収になります。
のんびりの見解
流しの技術があれば無線に負けない営収となりますが、僕の流しの技術だと、若干無線の方が高いです。
【番外】お得意様がいると・・・。
お得意様がいると、時にずば抜けた数字になります。
【番外②】流しは腕次第
お得意様がいようがいまいが、凄腕の流し職人は関係ありません。
お得意様に左右されることもないので、平均値が高く安定しています。
まとめ
基本的に流しは腕次第で、無線はエリアと運次第。

僕は楽だから無線を選びます。
やってみた感想は若干無線の方が稼げますが、
『どちらが稼げるというものはない』というのが僕の見解です。
ただし、僕の会社のランキングを見ていると、無線鳥が上位でした。
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