タクシーの花形といえば『流し』ですが、僕は、『無線営業』をおすすめします。
なぜなら、楽だから。
流しの職人ともなれば、誰からも尊敬のまなざしで見られますが、
「名誉なんていらない、楽して稼ぎたいんだ!」
なんていう人にはもってこいの無線です。
無線のルール
会社によって無線配車のルールのようなものがあると思います。
- 指名があれば指名車両
- 優先エリアの待機場所先頭車両
- 依頼場所から近い車両
配車する人間の感情が多少なり含まれる可能性はないとはいえませんが、僕の会社ではこのルールでした。
基本的な考え方は流しと同じ
稼ぎ方といっても、基本的な考え方は流しと同じです。そのため、流しでしっかり基礎を身に着けてから無線営業をされることをおすすめします。
パターンを把握する
『曜日、時間帯、お日柄、天気等々」
によって無線を狙うエリアを考えます。
- 雨の日はタクシーを使うお客様
- 毎月決まった日にタクシーを使うお客様
- 毎週病院へ行くためタクシーを使うお客様
- 毎日決まった時間にタクシーを使うお客様
他にもあると思いますが、これらを把握していると少しだけ無線営業が楽になります。
送客先で
送った先がお客様を狙るエリアなら、わざわざ戻らずに、そのエリアでお客様を狙います。
戻っている時間がもったいないためです。
流しと同様、無線営業にも効率は大切です。
暇なときは
無線の難しいところは、
『暇なときどうするか』
その場に留まる? or 移動する?
どちらかになるのですが・・・。
その場に留まる
先頭だった場合がまた厄介です。
留まったけど、さっぱり仕事が回ってこなかった場合の後悔は半端ありません。

移動すりゃよかった・・・
とはいうものの、移動しようか悩んでる最中に仕事が入ると、移動しなくてよかったなと、ホッとします。
移動する
これまた、先頭だった場合が厄介です。
2番手の人に優先配車を譲ってしまうので、移動した瞬間2番手に仕事が入った時の悔しさは半端じゃありません。

くそ!移動しなきゃよかった!
とはいうものの、移動することで仕事が入った時のしてやったり感は気持ちがいいです。
留まることが多い
僕の場合は、周りの様子を把握して決めますが、留まることの方が多いです。
なぜなら・・・。
- 移動しても仕事があるとは限らない
- 仕事がなかったときの移動時間がもったいない
移動時間でやりたいことをやったほうが有効活用できるかなと思って、留まることが多くなりました。
お得意様(固定客)を取る
お得意様を獲得しておくことは、無線営業ではおいしいですね。
営収を上げるお得意様(固定客)の条件と取り方
パターン化しているお客様も条件に当てはまれば声をかけていいと思いますね。
戦略はミックス
ほとんどの運転手は『流し』と『無線』をミックスしています。僕もしています。
稀に無線オンリーの運転手がいますが・・・。
のんびりのやり方
僕の場合は、遅くとも20時ぐらいまでで流しに切り替えます。
地元の飲んだくれが、地元の飲み屋にタクシーを使うため、短距離が多いという理由があります。

柄も悪いし
送客先により戦略を変える
病院に送客したら、そのまま付け待ちをすることが多いです。
街に送客した場合は、流しをやってしまうと、なかなか無線エリアに戻れないことが多かったので、寄り道せずに戻ることが多かったです。
曜日によっては最寄りの大きな病院で付け待ちをすることもありました。
引き出しの多さ
引き出しが多いことは臨機応変に対応できるので、よっぽどのことがない限り安定した営収になっているはずです。
行った先営業ができますからね。
なるべく疲れず高営収を
無線営業の利点は、走り回らず仕事を獲得できることかと思います。
流しでマグロのように走り続けると、どうしても体にガタがきてしまいそうです。
営収がそれほど変わらないのであれば、出来るだけ楽をして稼ぐ方が良いかなと思います。
まとめ
無線営業の考え方は、基本的には流しと同じです。
『曜日、時間、お日柄、天気等々』
行った先営業で効率よく営業し、なるべく楽をして稼いでください。
さすれば無線営業の虜になることでしょう!
無線鳥のベテランはもっと楽をして稼いでいます。自分なりの無線営業を見つけ頑張ってください。
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