無線鳥とは
無線を取るために郊外へ行くこと
郊外へ羽ばたくように見えるので名付けました。
この記事を読まれる方なら、多少なり無線を主力にする営業に興味があることでしょう。
そんな人たちの参考になればと思います。
無線鳥になるためには不安との戦いです。頑張りましょう!
無線鳥になった経緯
僕も新人の頃は流しを主力としていました。
「新人は流しをしろ」
と、会社から言われていましたし、流しの仕方しか習っていませんでした。
無線鳥をよく思っていない管理者だと、何か言われるかもしれません。

無視してましたけど
営収上位は無線鳥
ランキング上位の運転手を見ると、知っている人は無線鳥が多かった気がします。
街では全然見かけないのに、無線エリアでよく見かけていました。

やっぱり無線か・・・
流しのイメージ
僕が流しに対するイメージは、気を悪くしてしまったら申し訳ありません。
泥臭い
です。
無線鳥のイメージ
無線鳥のイメージは、単純にかっこいいと思いました。
楽して稼げる気がしていたので、
Cool
でした。
行った先で無線を取ってみた
郊外へお客様を送客した後、
- 一目散で帰る人
- 無線が鳴れば取る人
に分かれると思います。
僕が新人の頃、何も知らずにとった無線が短距離だったこと、短距離無線が何度か続いたことで一目散で帰る人になりました。
気のゆるみってありますよね。普段なら無視する無線を取ってしまうことが。
その無線が街へ行く仕事だったんです。
もっと楽に仕事がしたい
無線にもいい仕事があるんだなあ、と気づいてからは、無線の魅力に気を取られていきます。
無線鳥になれば、流しをやらず、楽に仕事ができるかもしれないと思い始めました。
予行練習
もともと地方でタクシーをやるつもりだったんですが、僕の勘違いで都会に来ちゃったんですね(笑)
『無線は本当に稼げるのか?』
を検証するためと、地方へ行く前の予行練習のつもりでやってみようと思いました。

気持ちは地方で待機営業
しっかり仕事があると気づく
無線鳥をやっている人が少ないせいもあり、郊外へ行ってもしっかり仕事がありました。
何度もこなしていると、ガンダム(短距離)、ガンキャノン(中距離)、ガンタンク(長距離)のお客様が満遍なくあることを知りました。

V作戦成功
意外と中、長距離の仕事が多くてびっくりしました。
最初は不安だらけ
無線を狙うということは、お客様が立っていない道路を走るということです。
街と逆方向へ向かい、人通りが少ない道路を走ります。

本当にお客様はおるんか?
何度も街へ行って安心したい衝動にかられました。しかし、ここで戻れば何も変わらないと思い、我慢、我慢。
待機中も不安だらけ
無線の仕事の取り方は2つあります。
- 待機場所で止まって待つ
- 無線が鳴りそうなところを走って待つ
僕は待機場所で止まって待っていました。
流しをやっていた者にとって、休憩以外で止まっているなんてあり得ません。無線が鳴るまでの間は不安との戦いです。
気を紛らわすためにスマホをポチポチと(笑)
何度か仕事をこなせば、次第に不安はなくなっていきます。それまでの辛抱です。
不安に負けて、街へ行ってしまえば無線鳥の道は閉ざされるでしょう。
無線を知れば病みつきになる
無線待ちの魅力は何と言っても『楽』なこと。
楽して仕事をもらうもんだから、流しで苦労していた分天国ですね。
無線は遅くても20時まで
一度味わうと、無線の旨味から離れようとは思わなくなります。
客層も郊外だからなのか、街に比べて悪い客は少ないです。
とはいうものの、それが夜になると変わります。
地元の飲んだくれが、近所の飲み屋にタクシーを使うため短距離ばかりになります。そのくせ柄が悪く、面倒な奴が街より多いです。
短距離で、柄が悪くて、待たされる。
三重苦です。
夜、郊外へお客様を送った際は、一目散に街へ戻ります(笑)
長距離がないわけではありませんけどね。
無線鳥になろうとする人へ
最初は不安だと思います。
その不安に負けず、どれだけ無線エリアにとどまることができるかが課題となります。
走ってばかりだと無線の旨味を味わうことができません。
止まって待てるような場所を探し、後はずっと仕事を待つというスタイルが確立できれば立派な無線鳥です。
先輩などにアドバイスをもらいながら、自分なりの戦略で立派な無線鳥になってください。
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