新人の皆さん、ミスをしていますか?
安心してください。タクシー歴7年の僕でもミスは犯しています。
「自慢するなって?」
ミスというのは新人の時に起きやすいというだけで、ベテランになってもミスをします。
ここではよくあるミスを紹介し、そのときに起こるであろうトラブルの解消法を僕なりに解説します。
僕は今でも他の人がトラブルに対して、どうやって対処しているのかなと疑問に思っているので、気になる人は多いはず。
みんなが経験するトラブル
- 道を間違える
- 知ったかぶりをして結局目的地にたどり着けない
- お客様のいいなりになる
- 使えないチケットや助成券を受け取る
ミスの数なんて星の数ほどありそうですが、ざっとこんなところでしょうか。
僕はミスをやりすぎて全部は覚えていません。
道を間違える
タクシー運転手が必ずといっていい程やってしまうミス不動の第1位が『道を間違える』です。
仕方ありません。
自慢ではありませんが、僕は今でもたまにやってしまいます。
謝るしかない
タイムマシーンでもあればいいんですけど、謝るしかありません。
「申し訳ありません。道を間違えてしまいました。間違えた分の料金は引かせていただきます」
とか、
なかなか許してくれなかったら?
それでも謝るしかありません。
それでも許してくれないって?
全額自分が負担するなんていう人いますけど、それはやりすぎかなとも思います。
まあ、それでもいいというなら止めはしませんが。迷惑料と勉強代と思えばありかもしれませんね。
本来そこまでの義務はありませんし、強要されるようなら警察を呼びますね。
誠心誠意謝ると許してくる方がほとんどですけどね。「メーターもそのままでいいよ」なんて言ってくれる優しい方もいます。
知ったかぶりをして結局目的地にたどり着けない
知ったかぶりをしてしまうのは、少し慣れてきたときに起こりやすいです。
目的地はなんとなくわかっている。だから行けそうな気がするんだけど、出発してみたら道順があいまいだったことに気づく。
又は、道を聞くことが億劫になってしまい、つい聞かずに出発してしまって聞くに聞けなくなってしまった。
聞くしかない
出発前に聞くことが1番楽です。
とはいうものの、聞かずに出発してしまうこともあるかと思います。
そんな時は、
『自分の過ちを素直に認めましょう。認めれば道は開けます』by加藤泰三
「申し訳ありません。行けると思ったんですが、自信がなくなってしまったので教えていただけませんか」
できるだけ早くね。
お客様のいいなりになる
無理な要求をしてくるお客様をくそ客といいます。
そんなくそ客がプレッシャーとなり、いいなりになってしまうことがあるかと思います。
例えば、
- 走行中にメーターを切れ
- 到着後に安くしろと要求してくる
乞食か。
- 交通違反
- 信号が黄色から赤に変わるときに行け!
- Uターン禁止交差点でUターンしろ!
- 進入禁止のところに進入しろ!
- 横断歩道で横断する人がいるのに行け!
- 右左折禁止なのに、右折しろ!
- 黄色い線での進路変更禁止なのに関係ねえ!
警察に見つかれば切符を切られます。
これも違反なの?みんなが犯しやすい交通違反に罰金と違反点数を解説しました。よかったら△らぬkださい。
断りましょう
何一ついいことはありませんので、断りましょう。断る勇気を持ちましょう。
「他の運転手さんはしてくれたよ」
常套句です。
「大丈夫だよ」
何をもって大丈夫というんでしょうかね? まったく根拠はありません。
タクシー運転手なら一度はいわれる事例になるので、絶対にやらないでください。
強い口調でいわれたとしても断ってください。場合によっては警察を呼んでも構いません。
「私はやりませんので、やってくれる運転手に頼んでください」
こう断る人が多いですね。
使えないチケットや助成券を受け取る
タクシーの支払いには現金やカード以外にも法人向けにタクシーチケットがあり、障害者の方のために市からの助成券等があります。
- 期限切れ
- 他社のチケット
- 限度額があるチケット
- 営業している地域では使えないチケット
しっかり確認するしかない
- 使用期限は過ぎていないか
- 自分の会社で使えるチケットか
- 料金は限度額を超えていないか
- 営業している地域で使えるチケットか
稀に確信犯もいますので、注意して受け取るようにしてください。しれっと渡してきますからね。油断していると騙されます。
知ってか知らずかの判断は難しいですが、受け取ってしまえば自腹です。
「大丈夫だよ」
「ほかの運転手さんは受け取ってくれたよ」
確信犯なら詐欺なので警察に通報しましょう。
まとめ
自分に非がある場合は、しっかり謝りましょう。
自分に非がない場合は、
断固拒否!
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