日々タクシーを運転しているとよく遭遇する場面があります。恐らくタクシー運転手であれば誰しも体験したであろう、あるあるをこの記事では書いていきます。
現役の方、あーあるある、なんて思っていただけたらと思います。そして、こんなあるあるあったよなんて教えていただければ幸いです。
お客様が乗るときと降りるときの顔が違ってびっくりする。
特に夜、おそらく光の加減だと思いますが、乗車時に見る顔と支払い時に見る顔があまりにも違いすぎてびっくりするときがあります。
『お前誰やねん』
もちろん口には出しませんが。
合コンで1:1で会うときに似ているかもしれませんね。
すっぴんで乗ってきた女性
一番びっくりしたのが、乗車時はすっぴんだったのに、支払い時はメイクがばっちりだった女性。
『うわぁ・・・。二日酔いなのに今日も飲むのか?』
乗車時の僕の印象です。まるでおっさん。
電話でをしていた時に男の声が聞こえてきます。
『ホストにでも貢ぐのかな?』
目的地に到着し、支払いを受けるために振り向くと・・・。
誰や( ゚Д゚)
思わず声が出てしまいそうでした。そこにはバチバチに化粧をしたきれいな女性が。
おっさんが女性に変身するんだなと感心しました。
「お釣りは結構です」
あっけにとられたまま、その人の後姿をしばらく見ていたのを覚えています。
実はおいしい店をよく知らない。
運転手の中にはしっかり研究している人もいるので一概にはいえませんが、
多数の運転手の食事は
- コンビニ弁当
- 飲食店
- 愛妻弁当
だいたいこのどれかです。
「おいしい店知らない?」
と聞かれても全然知らないので、よく連れていく店や行列ができている店を紹介します。
『責任は持ちません』
歩行者の行動に騙されることがよくあります。
歩行者の行動が流しをしているタクシーを困らせることがよくあります。
- 腕時計を見るために、腕を上げて袖をまくる行為
- 頭をかく行為
- 友達を手招きする行為
- バス待ちでこちらに視線を送る行為
- こちらをじーっと見る行為
これらの行為は運転手からすると、乗りたいのかと勘違いします。
場合によっては寄せられて、ドアを開けられますのでお気を付けください。
「いえいえ、乗りません」
こういう経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
プライベートで自家用車に乗っていてもお客様を探してしまう。
ついつい左側を見てタクシー待ちの人を探してしまうんです。寄せて止まりはしませんが、白タク行為をしてしまいたくなることがあります。
「あっ、お客様だ」
通り過ぎるとき虚しさを感じます(‘;’)
シーツ交換をしたらお金が・・・。ラッキー!
毎週決まった曜日に座席のシーツ交換をしています。
後部座席に関しては取り外しができます。その際座席の下にお金が落ちているときがあるんですね。
誰がいつ落とすのかは不明なのですが、多い時は500円玉が落ちているときがあります。
そのお金は運転手のお金になるので得した気分です。無い時は、ないのが当たり前なのですが損した気分になります。
血眼になってお客様を探すと・・・。
あっ、お客様だ!
近寄って思ってドアを開けると、
「てめぇ、今睨んだだろ!?」
といわれる時があります。そんな時はそっとドアを閉めて立ち去ります。
お客様のソワソワに助けられる
目的地に近づくとお客様がソワソワしだします。
支払いの準備でカバンから財布を出します。
運転だけに集中していると目的地を忘れているときがあるんですね。
そんな時にジップを開ける音が聞こえたりすると我に返ります。
『あっ』
危ない危ない。通り過ぎるところだった。
お客様の中にはやたらと道に詳しい人がいる
タクシーをよく利用する方は結構道に詳しいです。ベテランの運転手に教えてもらうんでしょうね。
新人の頃はこういう人を乗せると大変勉強になるのでありがたい存在です。
今でもそういう人に教えてもらった道を通ります。
「よくこんな道知ってますね」
なんて話しかけると得意気になって喜びます(笑)
社内の噂話はすぐ広がる
運転手は歩くスピーカーです。噂話はあっという間に広がります。
僕が10万円を超える仕事をしたとき、管理者だけに話したつもりだったんですが・・・。
次の日、
「お前、○○いったんだって?いくら出たの?」
と話しかけられました。
何で知ってんねん。
まとめ
次回も続く?
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