小泉進次郎氏が育児休業を取得するとニュースになりました。3ヶ月の間に合計で2週間取得するとのこと。

育児休業を取得したいんだけど、色々な不安があるんだよね。
世間では男性も育児休業を取りましょうという動きになってはいますが・・・。
- 会社や同僚に迷惑をかけてしまう
- 上司が怖くていいづらい
- 楽するようで申し訳ない
- 育休に入るまでパタハラを受けるのではないか
- 報復人事を受けそう
- 出世に響きそう
など、色々な不安が出てくるので取得しづらいのが現実ですね。

ちなみに僕は10ヶ月取得しました。
なぜ10ヶ月かというと、育児休業の制度についてよく知らなかったからです。詳しく知りたい方は、
【関連記事】育児・介護休業法について簡潔に解説。男性も取得できますし、夫婦で取得することもできます。
をご覧ください。簡潔にですが分かりやすく育児休業について解説しています。
この記事では僕が育児休業を取得して感じたメリットを紹介しようと思います。
職場の雰囲気等があると思いますので、
無理してでも取得しましょうという記事ではなく、取得できるなら取得しましょうという記事です。

家族と相談して決めることをお勧めします。
育児休業を男性が取得するメリット
結論
家事育児スキルが向上し、奥さんから信頼を得ることができます。
男性が育児休業を取得したからといって、結論のようになるかどうかは、旦那さん自身と奥様にかかっています。
ちなみに僕は半年ぐらいですごく役に立つようになったんじゃないかと自己評価しています。

自慢じゃないけど、それまでは足手まといだったんじゃないかな。
今では、嫁から優秀といわれています。
前提条件
夫婦で育児休業を取得するメリットを紹介する前に、デメリットにならないよう前提条件を提示しておきます。
ダメ夫を放置しないこと
できない旦那さんの場合、放置しておくとただのバカンスになってしまいます。
大変かもしれませんが、後々絶対に役に立ちますので頑張って旦那さんも育ててください。

なんで私が旦那も育てなきゃいけないの! 子供に手がかかるのに旦那まで手が回らないわよ!
となってしまうと育児休業中、ダメ旦那はただ邪魔な存在になりかねませんので・・・。
育児休業を取得する前は
僕はタクシー運転手をしていて、このころは隔日勤務でした。
隔日勤務とは1日19時間働いて、次の勤務まで非番という勤務体系です。詳しくは【関連記事】タクシーの勤務体系と勤務時間をご覧ください。
趣味が多く、何よりもテニスが好き。子育てには向いていない夫でした。
育児休業を取得する理由としては表向きは子育てをがんばるでしたが、
- テニス5割
- 子育て5割
要するに仕事したくなくて楽するために取りたいという気持ちも大きかったです。

今思うと非常に情けないです。
育児をしていく中での成長過程

育児休業を取得していなかったら責任感はあまり生まれなかったかも。
育児休業を取得したことで、仕事に逃げるという選択肢はありません。
このことが僕を成長させてくれた要員の一つだと今では考えています。

一番は嫁さんの根気だったと思いますね。
みんながみんなではありませんが、男って駄目なんです。子供は母親が育てるものとどこかで思っています。

育児休業を終えた今、子供は家族で育てるものと考えられるようになりました。
何も分からず嫁さんに教えてもらいながら
職場の新人のように、初めは何もわからず嫁さんに色々教えてもらいながらやりました。
まだこのころは働いていたこともあり、家事は育児に関係ないと思いあまり手伝いませんでした。
訳あって子供が産まれてから1ヶ月後より育児休業を開始しました。
育児には多少積極的にやっていますが、家事に関してはあまり気が向いていません。
嫁さんの不満が少しずつたまってきました。
育児休業を取得しているということで、家事も対等にやらなければという結論に至る。
少しずつ育児や家事のレベルが上がっていくと自分から進んでできるようになります。
夫婦で育児をするメリット
夫婦で育児休業を取得すると収入が減るというデメリットはありますが、それ以上にメリットがあると思います。
収入が減るといっても夫婦で取得していれば、生活が苦しくなるということはあまりありません。

働いていた時の収入にもよります。
詳しくは【関連記事】知らなきゃ損する育児休業給付金について簡潔に解説しますをご覧いただければどのくらい収入があるか大体ですが分かります。
休憩できる

これが1番かなあ。
旦那さんが仕事している間、親の住んでいるところが遠いとかで、奥さんは一人で育児をするという方も多いと思います。
ただでさえ不慣れな育児、手を抜けるところが分かるまで時間がかかります。
ずっと神経をすり減らしてしまうのではないでしょうか。
夜泣きがつらい方は【参考記事】夜泣きがひどい赤ちゃんのネントレにという記事を書きましたので参考にしていただければと思います。
夫婦で取っていれば疲れたら交代できます。交代している間、一人の時間を持てますので大分気が楽になります。
相談し合える
旦那さんもある程度育児を経験すると一人でめんどうをみることができるようになります。
育児スキルも上がり、奥さんと対等に話し合えるのではないでしょうか。

意見が食い違ったら大変だけど・・・。
お互いの不得意を補える
僕は元テニスコーチで子供達と接する機会があり、叱ることも多かったため少し得意です。
嫁さんはイライラして感情的になることがあります。
そうなった時は僕が叱り役となり、嫁さんが慰め役になります。

パパ嫌といわれるのはこのせいか?
育児のつらさを共有できる
二人で育児を経験することで、育児が大変であるということを共有できます。
育児をしっかり経験していない人は、子育ては楽なものと勘違いし、心無い一言を放つことがあります。
それに加え、仕事の付き合いだと毎週末遅くまで飲んで帰ってくることもあるでしょう。

せっかく寝た子供を起こす気か?
大声で「ただいまー」なんていわれた日には・・・。
育児のつらさを分かっていればこんな愚かな行為はしません。
育児の楽しさを共有できる
育児のつらさを二人で経験していますので、子供の成長を見れたときは喜びを分かち合うことができます。

二人だと感動が2倍になりますね。
信頼が生まれる
つらさを二人で共有し、感動も共有すれば自然と信頼が生まれるのではないでしょうか。
一緒にいても苦にならない

旦那が家にいると大きい子供がいるようでうっとうしい!
なんて言葉を聞きますが、信頼関係が築かれているので一緒にいても苦になりません。邪魔ではないですからね。
僕も嫁さんも一人の時間が好きなので、その時間は別ですけどね。

子供産んだら奥さんが変わるっていうけど、ダメ旦那のせいだよね。僕の嫁さん変わってないし。
育児休業が終わった後も生きてくる
育児休業中に得た知識やスキルは育児休業が終わった後も生かされます。

家事育児は続きますからね。
まとめ
もちろん僕のもともとのスペックがショボいものだったので育児休業を取得して、ようやくそこそこの旦那になれたかなと思います。
もともとのスペックが高い人は育児休業を取らなくても素晴らしい旦那さんだと思います。
それでも日中に一人で育児をするか、二人で育児をするか。
どちらが楽かは一目瞭然だと思います。

ダメな旦那さんだと少しの期間大変ですけど。
短期間でも
育児をするというより旦那さんを調教するという意味で
取得してもらうのもありかもしれません。
【関連記事】ワンオペ育児にならないための旦那の育て方を書きましたのでこちらもご覧いただければと思います。
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