前回営収を上げる流しの基本 これをやればノルマは簡単(走り方編)を書きました。見ていない方は是非こちらもご覧ください。
今回は前回のゆっくり走ることを前提に、何を意識したらいいかを書いていきます。

ゆっくり走っても大事なことを意識しないとお客様は乗せられません。
走り方も意識になりそうですが、違う視点をご紹介します。
営収を上げる流しの基本。これをやればノルマは簡単(意識編)
結論
お客様を意識する
以上
高齢者を意識する
高齢者のお客様は足が遅い方が多いです。建物の入口から歩道でタクシーを捕まえられるところまで行くのに時間がかかります。

皆さん近くの左側は見ますが、遠くの左側は意識が弱いです。
よくある光景が、
建物から出てきているのに、前のタクシーは通り過ぎて僕が乗せる。
お客様はいつも歩道でタクシーを待っているわけではありません。
当然、そこに行くまでの過程があります。その過程の段階でお客様と認識することが大切です。
車道のそばまで行き、タクシーを待つまで時間がかかります。建物の入口で発見できれば待っているだけで乗せられるのですから。

良く気付きましたね。
なんてハートをつかむことができるかもしれませんよ。
高齢者のお客様は遠くからタクシーで来ている人もいるので、営収アップには欠かせません。
お客様がよく出てくる建物の入口を意識する
当たり前ですが、お客様となる方は建物から出てきます。
建物から出てくる人すべてがお客様になるわけではなく、その一部の人がお客様となります。

どんな人がタクシーを利用するんだい?
これは経験則になってしまいまいますが、

顔にタクシー乗りたいって書いてあるんですよ。
戯言をいうなと怒られそうですが、実際顔に書いてあるんです。
というのも、タクシーに乗りたい人と乗らない人の挙動は違います。この見分け方は慣れればすぐ分かります。
特徴を簡単に書くと、タクシーに乗らない人は車道には目もくれません。見る必要ないですからね。
しかし、タクシーに乗りたい人はまずタクシーを探します。
- 車道を見る
- タクシーを見つけると表情に出る
- こっちに向かってくる
細かい動きはたくさんありますが、分かりやすい挙動はこんなところでしょうか。
高齢者は当てはまらないことが多いですね。一目散に車道の方へやってきます。

高齢者の方が出てきた場合は乗る前提に行動します。
こういうことを意識していると、
『あの人はお客様っぽいなあ』
『お客様出てきそうだなあ。出てこないかなあ』
と考えるようになります。実際に乗せることができるようになると、
お客様が出てくる建物を把握できるので自然と速度を落として待つようになります。
手を挙げる人だけでなく、そういう入口から出てくる人を乗せることができてこそ1流と呼べると思いますね。
そのためには、いろいろな動作をします。減速してみたり、入口付近に付けてみたり。また詳しく書きますが、夜の繁華街ではよくやります。
タイミングを合わせるように速度を意識する
ピンポイントでタイミングを合わせることは、恐らく不可能でしょう。たまたまタイミングが一致することがありますが、それはただ単に運がよかっただけです。
お客様を乗せることができるのは、運ではありません。引き寄せるんです。
もう一度いいますが、運ではありません。
【関連記事】タクシーの流し営業のコツに詳しく書きましたの是非ご覧ください。
いかに、お客様が出てくる建物の入口で先頭にいるか。この時間が長ければ長い程、お乗せ出来る確率は上がります。
流しが上手い人はやっていますね。
断言します。
全員やっています。
アイコンタクトを意識する
見た目で乗るか乗らないか判断して、当たる確率は50%ぐらいです。やはり最後はアイコンタクトになると思います。
目で訴えかけます。
「乗る? 乗らない?」
迷っている人もいます。そんな時は、
「乗れー」
と念力を送ると乗っていただける場合があります。
『乗りますか?』と書いたうちわを自作して、乗りそうな人に見せていたというタクシー運転手もいるようです。

乗りそうかなと思った人の前に寄せてドアを開けてみては?
乗るつもりがない人は驚いて手を振って拒否しますので。乗ればラッキーです。
お客様の中には遠慮して手を挙げない人もいますからね。

一度だけ酔っ払いにですが、睨んでただろ? と因縁付けられました。そっとドアを閉めました。
まとめ
どんな人が乗って、どこの建物から出てくるか絶対はありませんので、
とにかくゆっくり走る。
やっぱりこれに尽きますよね。
しつこいかな・・・(‘;’)

ゆっくり走る意識を持つということですね
意識を学んだら安全のための流しも身に着けてください。
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